先日、大盛況のうちに幕を閉じたGP千葉!
その本戦の裏では、日本一のレガシープレイヤーを決める戦い、
日本レガシー選手権が繰り広げられていました!
参加者200人超の8回戦&トップ8のシングルエリミネーションを戦い
見事優勝の座を勝ち取ったデッキは、なんと12Post!!
12Post - レガシー選手権2015 優勝
・12Postとは
12Postは<<雲上の座/Cloudpost>>という、
「サブタイプ・神座を持つ土地の数だけ無色マナを生み出す」土地を大量に並べ
その爆発的なマナ加速から重アーティファクトや各種エルドラージをキャストして勝利する
レガシーに存在する数少ないランプ・デッキの一つです。(2枚あるだけで2×2の4マナが出ます)
ちょうど、モダンに存在するトロンのお兄さんにあたるアーキタイプですね。
神座である土地は<<雲上の座/Cloudpost>>と<<微光地/Glimmerpost>>のみですが
土地のコピーになる<<ヴェズーヴァ/Vesuva>>を加えて12枚の神座(=12Post)というのが由来です。
低マナ域の多いレガシーのデッキに対して、一回りも二回りも違うマナ域で戦うため
クロックパーミッションに有利で、コンボデッキも、ANTやベルチャーなど高速なタイプでない限りは
比較的対等に戦えます。フェアデッキは土地を攻めないとかなりきつい戦いを強いられそうです。
・12Postの戦略
最近は数を減らしてきている気がするレガシー名物<<不毛の大地/Wasteland>>
このデッキもご他聞に漏れず、不毛を苦手としているデッキなので
12Postではほぼどのレシピでも<<真髄の針/Pithing Needle>>をメインから4枚採用しています。
序盤は他に、<<探検の地図/Expedition Map>>などで体制を整え
<<Maze of Ith>>でクリーチャー戦を、<<磁石のゴーレム/Lodestone Golem>>でスペルを凌ぎます。
十分なマナが貯まったら<<全ては塵/All Is Dust>>で場を流すもよし、
エムラクール、コジレック、ウギンを唱えるもよし…とにかく、序盤をいかに耐えるかがポイントです。
優勝者のこのデッキでは、黒がタッチされていて
<<ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth>>によってマナの出ない土地からも
マナが出せるようになっていたり、そこから<<陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers>>に繋いで
マナ加速できるようになっているなど、優勝も納得のギミックが満載の仕上がりになっています。
・12Postの対策
メタ的な立ち位置と、通称"名前の長い土地"<<Tabernacle at Pendrell Veil>>をはじめとした
お高級なカード群のせいで使用者があまりいないデッキですが
対策するとすれば、やはりアーティファクト破壊と土地破壊を大量に積むことが必要となってきます。
これらは特殊地形や置物を多用しないオムニテルや奇跡といったデッキの増加に伴い
数を減らしてきていたので、やはり優勝者はメタに合致したデッキ選択だったと思います。
核となるカード自体はそこまで高額ではないので、これからレガシーを始める方も
使ってみると面白いかもしれません!
その本戦の裏では、日本一のレガシープレイヤーを決める戦い、
日本レガシー選手権が繰り広げられていました!
参加者200人超の8回戦&トップ8のシングルエリミネーションを戦い
見事優勝の座を勝ち取ったデッキは、なんと12Post!!
12Post - レガシー選手権2015 優勝
Main Deck | Sideboard | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
28 Lands
10 Creatures |
22 Spells60 Mainboard Cards |
15 Sideboard Cards |
・12Postとは
12Postは<<雲上の座/Cloudpost>>という、
「サブタイプ・神座を持つ土地の数だけ無色マナを生み出す」土地を大量に並べ
その爆発的なマナ加速から重アーティファクトや各種エルドラージをキャストして勝利する
レガシーに存在する数少ないランプ・デッキの一つです。(2枚あるだけで2×2の4マナが出ます)
ちょうど、モダンに存在するトロンのお兄さんにあたるアーキタイプですね。
神座である土地は<<雲上の座/Cloudpost>>と<<微光地/Glimmerpost>>のみですが
土地のコピーになる<<ヴェズーヴァ/Vesuva>>を加えて12枚の神座(=12Post)というのが由来です。
低マナ域の多いレガシーのデッキに対して、一回りも二回りも違うマナ域で戦うため
クロックパーミッションに有利で、コンボデッキも、ANTやベルチャーなど高速なタイプでない限りは
比較的対等に戦えます。フェアデッキは土地を攻めないとかなりきつい戦いを強いられそうです。
・12Postの戦略
最近は数を減らしてきている気がするレガシー名物<<不毛の大地/Wasteland>>
このデッキもご他聞に漏れず、不毛を苦手としているデッキなので
12Postではほぼどのレシピでも<<真髄の針/Pithing Needle>>をメインから4枚採用しています。
序盤は他に、<<探検の地図/Expedition Map>>などで体制を整え
<<Maze of Ith>>でクリーチャー戦を、<<磁石のゴーレム/Lodestone Golem>>でスペルを凌ぎます。
十分なマナが貯まったら<<全ては塵/All Is Dust>>で場を流すもよし、
エムラクール、コジレック、ウギンを唱えるもよし…とにかく、序盤をいかに耐えるかがポイントです。
優勝者のこのデッキでは、黒がタッチされていて
<<ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth>>によってマナの出ない土地からも
マナが出せるようになっていたり、そこから<<陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers>>に繋いで
マナ加速できるようになっているなど、優勝も納得のギミックが満載の仕上がりになっています。
・12Postの対策
メタ的な立ち位置と、通称"名前の長い土地"<<Tabernacle at Pendrell Veil>>をはじめとした
お高級なカード群のせいで使用者があまりいないデッキですが
対策するとすれば、やはりアーティファクト破壊と土地破壊を大量に積むことが必要となってきます。
これらは特殊地形や置物を多用しないオムニテルや奇跡といったデッキの増加に伴い
数を減らしてきていたので、やはり優勝者はメタに合致したデッキ選択だったと思います。
核となるカード自体はそこまで高額ではないので、これからレガシーを始める方も
使ってみると面白いかもしれません!