ついにこの時がやってきてしまった…。
レガシーで行われたグランプリ、シアトル・タコマ。
優勝は土地単デッキです!
レガシーでは珍しい青くないデッキ、土地単。
そもそも、成立時は50~40枚くらいあった土地の枚数も
どんどん削られて、もはや土地"単"って名称はどうなの?
という疑惑も無くはないデッキとして有名ですね。
・その戦略
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》、《踏査/Exploration》で
マナ加速し、《罰する火/Punishing Fire》、《Maze of Ith》で盤面を掌握。
終盤になれば、《暗黒の深部/Dark Depths》と
《演劇の舞台/Thespian's Stage》で一気にゲームを決めてしまいます。
一撃必殺を内包したコントロール、というところで、
奇跡/Miraclesデッキとも共通点を見つけられますね。
・強み
これだけ特殊地形が入っているのだから、
《不毛の大地/Wasteland》が効かないはずがない!
というのが対戦して一番最初に抱く感想なのですが
その実、《壌土からの生命/Life from the Loam》のせいで
一時凌ぎにしかならないのが実情です。正直、全く効果ないです。
今回のグランプリで一番採用率が多かったのが
この《不毛の大地/Wasteland》ということですから、
それを無視できた土地単が優勝、というのも頷ける話です。
・弱点
青くないところ。
《罰する火/Punishing Fire》、《輪作/Crop Rotation》以外は
見えている情報で戦うことになるため、妨害を気にせず動ける
コンボデッキが最大の弱点…だったのですが
先日の《時を越えた探索/Dig Through Time》禁止により
筆頭格のオムニテルがその数を急激に減らしました。
今回の優勝の最大の要因はまさにそこだと思われます。
また、土地単なんて名前のくせに
土地事故が結構頻繁に起こります。
これだけ無色土地や、マナの出ない土地が入っていれば当然です。
そのため、テンポを取られて負けることがよくあるので
息切れ覚悟で序盤から呪文を打ち消していけば
フェアデッキでも勝てる…かも?
青くないデッキの既成概念を打ち崩す土地単デッキ!
名前の長い土地さえ何とかなればもう少し普及しそうではありますが
全国のフェアデッキ使いにとっては、このままでいて欲しくもあります!
《The Tabernacle at Pendrell Vale》よ、永遠に!
レガシーで行われたグランプリ、シアトル・タコマ。
優勝は土地単デッキです!
Grand Prix Seattle-Tacoma on 11/5/2015 | |
Winner | 土地単/Lands |
Finalist | BURデルバー/Grixis Delver |
3rd Place | 奇跡/Miracles |
4th Place | リアニメイト/Reanimator |
5th Place | BUG続唱/Shardless Sultai |
6th Place | BURデルバー/Grixis Delver |
7th Place | 魔の魅惑/Aluren |
8th Place | BUG続唱/Shardless Sultai |
land (35) 2 《平穏な茂み/Tranquil Thicket》 4 《演劇の舞台/Thespian's Stage》 4 《リシャーダの港/Rishadan Port》 4 《不毛の大地/Wasteland》 1 《裂け岩の扉/Riftstone Portal》 1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》 1 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 2 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》 1 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》 1 《森/Forest》 2 《Taiga》 4 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》 4 《暗黒の深部/Dark Depths》 3 《Maze of Ith》 1 《Glacial Chasm》 Spells(25) 4 《壌土からの生命/Life from the Loam》 4 《ギャンブル/Gamble》 4 《輪作/Crop Rotation》 4 《罰する火/Punishing Fire》 4 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》 4 《踏査/Exploration》 1 《マナ結合/Manabond》 sideboard (15) 1 《Karakas》 1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》 4 《クローサの掌握/Krosan Grip》 1 《溶鉄の渦/Molten Vortex》 4 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》 2 《窒息/Choke》 |
レガシーでは珍しい青くないデッキ、土地単。
そもそも、成立時は50~40枚くらいあった土地の枚数も
どんどん削られて、もはや土地"単"って名称はどうなの?
という疑惑も無くはないデッキとして有名ですね。
・その戦略
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》、《踏査/Exploration》で
マナ加速し、《罰する火/Punishing Fire》、《Maze of Ith》で盤面を掌握。
終盤になれば、《暗黒の深部/Dark Depths》と
《演劇の舞台/Thespian's Stage》で一気にゲームを決めてしまいます。
一撃必殺を内包したコントロール、というところで、
奇跡/Miraclesデッキとも共通点を見つけられますね。
・強み
これだけ特殊地形が入っているのだから、
《不毛の大地/Wasteland》が効かないはずがない!
というのが対戦して一番最初に抱く感想なのですが
その実、《壌土からの生命/Life from the Loam》のせいで
一時凌ぎにしかならないのが実情です。正直、全く効果ないです。
今回のグランプリで一番採用率が多かったのが
この《不毛の大地/Wasteland》ということですから、
それを無視できた土地単が優勝、というのも頷ける話です。
・弱点
青くないところ。
《罰する火/Punishing Fire》、《輪作/Crop Rotation》以外は
見えている情報で戦うことになるため、妨害を気にせず動ける
コンボデッキが最大の弱点…だったのですが
先日の《時を越えた探索/Dig Through Time》禁止により
筆頭格のオムニテルがその数を急激に減らしました。
今回の優勝の最大の要因はまさにそこだと思われます。
また、土地単なんて名前のくせに
土地事故が結構頻繁に起こります。
これだけ無色土地や、マナの出ない土地が入っていれば当然です。
そのため、テンポを取られて負けることがよくあるので
息切れ覚悟で序盤から呪文を打ち消していけば
フェアデッキでも勝てる…かも?
青くないデッキの既成概念を打ち崩す土地単デッキ!
名前の長い土地さえ何とかなればもう少し普及しそうではありますが
全国のフェアデッキ使いにとっては、このままでいて欲しくもあります!
《The Tabernacle at Pendrell Vale》よ、永遠に!