2015年08月

shirosoma9

白の魅力とは、何でもできること。
すべてのものは平等であるという哲学のもと、マジックの神は白にすべてを与えました。
おお、罪深き他の色の者に慈悲を。アーメン。

wrathofgodarmageddon
アルファの昔から存在したリセットボタンの代表格は双子でした。
《神の怒り/Wrath of God》は白がビートダウンだけに偏執しないように
神が与えたコントロールという道しるべの元祖です。
コントロールだけに片寄っても万能の民とは言えません。
ビートダウン戦術をサポートする《ハルマゲドン/Armageddon》は
黒と赤、そして緑しか使えなかった土地破壊の力を神が"平等に"分け与えたのです。

retributionofthemeekcataclysm
神は救いを求める弱者を見捨てたりはしません。
《弱者の報復/Retribution of the Meek》は過剰な暴力を奮う傲慢を罰します。
《大変動/Cataclysm》は贅沢を許しません。
モノに溢れた世の中を正しい方向へ導く、白とは何て素敵な色なのでしょう。

planarcollapse
数ある宗教画のように、世界の創生と終焉を描いた作品も多くあります。
《次元の崩壊/Planar Collapse》はセラの次元がファイレクシアの侵攻を受け、
完全な崩壊を迎える前に、ウルザの手によって
パワーストーンの一部に組み込まれる様子を描いたものです。

magetatheliondesolationgiantdesolationangel
あまりに有名、そして強力すぎる故、《神の怒り/Wrath of God》は様々な亜種があり
それを内蔵したクリーチャーすら存在します。
《獅子将マギータ/Mageta, the Lion》は能力の凶悪さもさることながら
名前、シルエット、そして白のレアという三拍子も四拍子も揃った名カードで
当時の少年たちの憧れでありました。
あまりの素晴らしさに《荒廃の巨人/Desolation Angel》、そして
《荒廃の天使/Desolation Angel》という白の美点を強奪した忌むべきならず者も
現れましたが、白マナがなければ自陣を崩壊させてしまう様はあまりに滑稽。
白という高潔な色は決して真似のできない完璧な色でもあったのです。

routkarterswrathlastpunishment
sunscourhallowedburialdayofjudgement
その後も、ブロックに1つはリセットボタンが登場し
元祖と微妙に異なるその効果の違いは、隠れたシナジーを生み出したり
EDH用のカードとして重宝されたりしています。
《審判の日/Day of Judgement》は、カードパワーの低下の象徴と嘆く声もありますが
ある意味、インフレを止め今後の方針を明確にしたパイオニアと言えるかもしれません。
こうやって周りに合わせて、柔軟に協調路線を採ることもできるのが白なのです。

terminusendofhostilities
《審判の日/Day of Judgement》によって、《神の怒り/Wrath of God》は終わりを告げた。
果たしてそうでしょうか。
後継にして最高傑作である《終末/Terminus》は、人智が起こした奇跡と言って
過言ではなく、レガシー環境で猛威を奮っています。
現時点で最新の白いリセットボタン《対立の終結/End of Hostilities》は
人間にして今最も神に近い存在、市川ユウキのスタンダードデッキに4枚投入されています。

白のリセットボタンとは、他の色のように無秩序に放っているのではありません。
世の中のことを考えて作られているのです。
増えすぎたものを間引く、社会機能の一端なのです。
皆さんも白を信仰しましょう。そして、より良い世界の創造のため取り組みましょう。
次回の白染まは、少し趣の違うリセット呪文を紹介する予定です。

orzhovaiconolatry
ようこそ大聖堂へ。
終末を迎える信徒のために
教団の推し聖人(セイント)を紹介させていただきます。
聖人を敬い、崇め、悔い改めなさい。そうすれば、道は開けるでしょう。

本日は、ご存知の方も多いと思います。
史上初の女性プロプレイヤー、Melissa DeTora様です。

melissadetora
過去のプロツアーではトップ8に進出。
構築レベルではないとされていた《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》入りのデッキで
目覚しい活躍を見せたのが記憶に新しいです。

TCGplayer
彼女は海外サイト、TCGPLAYER.COM所属プロとして活躍後
現在はインターンでウィザーズ社に入社しています。
間違いなく、現在のところ最も成功した女性プレイヤーといえるでしょう。

しかし、信徒としては今後、
トーナメント・シーンで彼女の活躍を見ることができなくなるのは寂しいのも事実。
まるで教祖のいない宗教のようなもの。文字通り偶像崇拝になってしまいます。

新たな女性プロプレイヤーはもう誕生しないのでしょうか。
奇跡は起きないまま、男だらけの終末を迎えるのでしょうか。

いや、日本にも救世主がいるではありませんか
…そう、格内 麻也子!

maya
彼女もまた、ウィザーズ社員でありトーナメントプレイヤーというわけではありませんが
女性プレイヤーの地位向上に努めている第一人者は間違いなく彼女です。

彼女を旗手として、女性プレイヤーの活動の波を広げようではありませんか。
そしてその中からきっと、次代の聖人が現れることでしょう。
復活の時まで、我々は紳士的な態度を貫き、これからマジックを始める
女性プレイヤーには快く接してあげましょう。男性は教団の債務者に仕立てましょう。
将来の聖人君主を見つけるのはあなたかもしれません。

さて、今回の礼拝はここまでです。
今後も各界の著名人、カリスマを無理やり聖人として祀り上げますので
ここ《取引の教会、オルゾヴァ/Orzhova, Church of Deals》でお待ちしております。

世界最大規模のショップ、StarCityGamesが行う招待制大会SCGインビテーショナル。
毎週末、全米でその参加権をめぐって熱い戦いが繰り広げられていますが
今回はその中から、とんでもないコンセプトを持つレガシーデッキたちをピックアップ!

StarCityGames Invitational Qualifier at Lafayette on 8/16/2015
Winner 茶単ポスト/MUD
Finalist バーン/Burn
3rd Place WBG石鍛冶/AbzanStoneblade
4th Place 茶単ポスト/MUD
5th Place NOペインター/Naya NO Painter
6th Place RUGデルバー/Temur Delver
7th Place 奇跡/Miracles
8th Place 黒単ポックス/Mono-Black Pox

Naya NO Painter - Joe Cress
5th Place at StarCityGames.com Invitational Qualifier on 8/16/2015
creatures (23)
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
4 《絵描きの召使い/Painter's Servant》
3 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
3 《貴族の教主/Noble Hierarch》
4 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
1 《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
1 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
1 《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》
1 《大祖始/Progenitus》
2 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》

spells (20)
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
3 《丸砥石/Grindstone》
2 《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
2 《血染めの月/Blood Moon》
4 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
3 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2 《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》
3 《自然の秩序/Natural Order》
lands (17)
3 《森/Forest》
1 《平地/Plains》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《Plateau》
1 《Savannah》
1 《Taiga》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》

sideboard
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
2 《三なる宝球/Trinisphere》
1 《姥の仮面/Uba Mask》
1 《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1 《月の大魔術師/Magus of the Moon》
1 《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1 《窒息/Choke》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《法の領域/Sphere of Law》
1 《森の知恵/Sylvan Library》
naturalorderprogenitus
緑のクリーチャーカードなら何でもサーチして直接場に出せる《自然の秩序/Natural Order》。
専ら最近はエルフデッキのフィニッシュ手段として使われていますが
古くは《大祖始/Progenitus》を持ってくるカードとして、緑系ミッドレンジの一時代を築いていました。
それらはデッキ名の頭にN(atural)O(rder)の文字を入れ、他のデッキと区別していました。
paintersservant
そして今、ついにNOデッキが現代版にアップデート。
持ってこれるのは緑のクリーチャー、ということで選択肢は自ずと縛られていたものですが
全領域のカードに色を足す《絵描きの召使い/Painter's Servant》と組むことで
どんなクリーチャーでも探すことが可能になっています。
eleshnornionashieldofemeriaglindstone
アグロ相手には《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》、
コンボには《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》を出せばほぼ勝利。
もちろん、《丸砥石/Grindstone》による通常のペインターコンボも搭載しているので
軸をずらした戦いが可能になっています。
一般的なペインターコンボが採用している《紅蓮破/Pyroblast》などによる
妨害手段がないため、コントロールなどを相手にしたときの対応力が気になりますが
ブン回った時の殺傷能力は計り知れません!

StarCityGames Invitational Qualifier at Roanoke on 8/16/2015
Winner 4色デルバー/Four-Color Delver
Finalist デス&タックス/Death&Taxes
3rd Place 奇跡/Abzan Stoneblade
4th Place 感染/MUD
5th Place ANT/Ad Nauseam Tendrils
6th Place BUGデルバー/Sultai Delver
7th Place 茶単ポスト/MUD
8th Place BUG親和/Sultai Artifacts

Sultai Artifacts - Vic Sansing
8th Place at StarCityGames.com Invitational Qualifier on 8/16/2015
creatures (22)
3 《悪意の大梟/Baleful Strix》
4 《金属ガエル/Frogmite》
3 《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》
4 《マイアの処罰者/Myr Enforcer》
1 《白金の帝像/Platinum Emperion》
1 《墓所のタイタン/Grave Titan》
1 《虐殺のワーム/Massacre Wurm》
1 《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1 《スラーグ牙/Thragtusk》
1 《粗石の魔道士/Trinket Mage》
1 《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》
1 《グリセルブランド/Griselbrand》

planeswalkers (4)
4 《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》

spells (14)
4 《出産の殻/Birthing Pod》
4 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《突然の衰微/Abrupt Decay》
4 《オパールのモックス/Mox Opal》
lands (22)
4 《教議会の座席/Seat of the Synod》
4 《伝承の樹/Tree of Tales》
4 《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
2 《裏切り者の都/City of Traitors》
3 《闇滑りの岸/Darkslick Shores》
1 《空僻地/Glimmervoid》

sideboard
1 《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》
1 《サーボの網/Tsabo's Web》
2 《夜の戦慄/Dread of Night》
1 《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
3 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
3 《Force of Will》
2 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
1 《毒の濁流/Toxic Deluge》
1 《Nether Void》
新エキスパンションが発売され、クリーチャーの質が向上するたび
禁止の憂き目に遭うのはサーチカードの常。
モダンでの禁止が記憶に新しい《出産の殻/Birthing Pod》が
レガシーで見つけた相方は何と…親和!
birthingpodtezzeretagentofbolas
海外で人気の《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》を使用した
青黒のアーティファクトデッキ、テゼレッターに親和要素と殻を追加。
生け贄より1マナ重いクリーチャーを出せる出産の殻によって
《金属ガエル/Frogmite》から《スラーグ牙/Thragtusk》や《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》を、
《マイアの処罰者/Myr Enforcer》から《白金の帝像/Platinum Emperion》、
そして《グリセルブランド/Griselbrand》が登場するという狂気の発想が実現しています!
frogmitethragtuskdoomwakegiant
myrenforceremperialsuperiongriselbrand
これらの種になるクリーチャーは、どれも親和を持っており
大量のアーティファクトランドと《オパールのモックス/Mox Opal》によって
3~4ターン目の《グリセルブランド/Griselbrand》の着地もそう難しくはなさそうです。

《グリセルブランド/Griselbrand》の天敵《Karakas》対策の《サーボの網/Tsabo's Web》や
《虚空の杯/Chalice of the Void》下の状況でも少ししか影響を受けない
《狼狽の嵐/Flusterstorm》の採用など、サイドボードも素晴らしい構成です。

何より、久しぶりにレガシーの自由な構築を見ることができました。
これだからこのフォーマットはやめられません!

oshiete
こんにちは。債務の騎士だよ。
今日も高くなったカード、安くなったカード、両方を紹介していくよ。
始めたばかりの人からみると「どれも高いよ!」となってしまうのは内緒だよ。


モダン:《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
1,200~1,500円

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まずはモダンの中堅クリーチャーがとんでもない値段で登場だ。
一度再録されているうえ、少し前のバーンが流行していた時期に比べると
かなり見かける頻度は少なくなったように感じるが、貫禄の4桁。
頑強という再利用しづらいメカニズムも要因かもしれない。


モダン:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
1,700~2,000円

inquisitionofkozilek
inquisitionofkoziekprice
こいつも一度の再録を経て、一時期はワンコイン近くまで下がっていたが
今年のモダンシーズン開幕と同時に、ゼンディカーから開放されたエルドラージのように
みるみる価格が上昇していった。いわゆる、「再録したのに再録前より高騰」現象だ。


モダン:《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
4,500~4,800円

linvalakeeperofsilence
linvalakeeperofsilence
これはこの間少しだけ上昇した。
ご存知の通り、From the Vault: Angelsの発表だ。
再録されなかったから、上がった。実にシンプルな話だ。

これらを見ていると、モダンのマネーゲームの前にはアンコモンもレアも関係ないようだ。
一時期、モダンじゃなくてネダンだ、と揶揄されていたのが笑えなくなってくるな。
しかしながら、来年は国内でモダン・グランプリがないことを考えると、次回のモダンシーズンまでは
GP神戸後のように、値上がりは落ち着く(ともすれば、値下がる)と考えていいだろう。
また《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》については
戦乱のゼンディカー・ブロックでの再録も期待できるカードだ。


レガシー:《不毛の大地/Wasteland》
6,900~8,500円

wasteland
wastelandprice
昨年あたり、1万円近い価格をはじき出していたレガシーの代名詞カードも
じんわり落ち着きを見せ始めてきた。
特にレガシーのカードは在庫が動きにくい現状、オンラインと実店舗の価格とで
差が大きいケースもあったりする。
今の奇跡とオムニテルが上位を占めているメタゲームでは
あまり活躍できていないのも事実だが、まだ持っていない諸君らからすれば
6,000円代なら買い、と考えている。

うむ。久しぶりに、戦闘中に真面目に計算したな。
もちろん分かっていると思うが、ここでの価格や考察は参考情報だ。
信じるも信じないも自分次第…損をした時は我がオルゾフ教団が優しく保護してやろう。債務者として

magicfightclub3

Munna's Magic Fight Club vol.3

日付:9月12日(土)
時間:12時開場 13時開始
場所:カードショップアリス
札幌市北区百合が原3丁目5-3
行き方はこちら

フォーマット:レガシー(公認) スイスラウンド
参加費:1000円
定員:64名
賞品:GP香港《徴税の大天使》プレイマット、BMO限定プレイマット&スリーブ等!
tithes


主催:カードショップアリス
※大会期間中のトレードはOKです。金銭が絡むもの、専業トレーダーによるトレードはNG。
※"会場内のみ"飲酒OKです。(その他、常識の範囲内でお願いします)
運営:ムンナ ( knzkskΦgmail.com )

初の土曜開催!開始も少し遅めです。
今まで予定が合わなかった人や、翌日の仕事に響くのが心配だった人も
気にせず遊べます!たくさんのご参加をお待ちしています。

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