debttech
レガシーは無限の可能性を秘めたフォーマットだ。
「《渦まく知識/Brainstorm》が入っていないデッキはそれだけでハンデを負っている」とは
誰かの言葉だが、そのハンデ差を爆発力で埋めてしまうデッキも存在する。

レガシー童貞親和 - Ozaki Takafumi Finalist at MMFC on 07/05/2015
creature(24)
4 《メムナイト/Memnite》
4 《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4 《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》
4 《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
2 《エイトグ/Atog》
2 《刻まれた勇者/Etched Champion》
4 《金属ガエル/Frogmite》

spell(20)
4 《オパールのモックス/Mox Opal》
4 《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
2 《急送/Dispatch》
4 《頭蓋囲い/Cranial Plating》
2 《投げ飛ばし/Fling》
4 《物読み/Thoughtcast》
land(16)
4 《大焼炉/Great Furnace》
4 《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
3 《教議会の座席/Seat of the Synod》
1 《古えの居住地/Ancient Den》
3 《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
1 《空僻地/Glimmervoid》

sideboard(15)
2 《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
2 《頑固な否認/Stubborn Denial》
2 《思考囲い/Thoughtseize》
2 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
2 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
2 《血染めの月/Blood Moon》
1 《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》
2 《灰燼の乗り手/Ashen Rider》
《渦まく知識/Brainstorm》が入っていないばかりか、各種デュアルランドや
大よそのレガシーでよく見かけるカードの大多数が採用されていない。
レガシーでは、シナジーよりも単体のカードパワーが高いものが正義とされるが
このデッキはカードパワーを乗り越えるシナジーの塊になっている。

disipleofthevaultatog
Ozakiの親和は懐かしいパーツがいっぱいだ。
《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》はかつてスタンダードの親和の必須パーツだったが
自身がアーティファクトでないこと、単体で仕事をしないことから次第に数を減らしていった。
このデッキでは《エイトグ/Atog》、《投げ飛ばし/Fling》といった生け贄手段と
がっぷり四つに組んで、その爆発力の向上に一役買っている。

ユニークなのは《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》が採用されていないことだ。
奇跡とのマッチアップを考えるとほぼ必須パーツだと思われるが
Ozaki流の、メタゲーム上の判断や色マナの安定を優先させた結果だろう。
実際のところ、《血染めの月/Blood Moon》や《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》が
展開された盤面では、モダンでは採用できない各種アーティファクト・ランドの利便性には適わない、
という判断もうなずけるものだ。

コスト・パフォーマンスの面でも、親和デッキは頭一つ抜けている。
この夏、レガシーは敷居が高くて一歩踏み出せない…という人はこんなデッキはいかがだろうか。
モダンでも使いまわせるパーツが多いので、今後のMTGライフをさらに快適にさせてくれることだろう。