世界最大規模のショップ、StarCityGamesが行う招待制大会SCGインビテーショナル。
毎週末、全米でその参加権をめぐって熱い戦いが繰り広げられていますが
今回はその中から、とんでもないコンセプトを持つレガシーデッキたちをピックアップ!

StarCityGames Invitational Qualifier at Lafayette on 8/16/2015
Winner 茶単ポスト/MUD
Finalist バーン/Burn
3rd Place WBG石鍛冶/AbzanStoneblade
4th Place 茶単ポスト/MUD
5th Place NOペインター/Naya NO Painter
6th Place RUGデルバー/Temur Delver
7th Place 奇跡/Miracles
8th Place 黒単ポックス/Mono-Black Pox

Naya NO Painter - Joe Cress
5th Place at StarCityGames.com Invitational Qualifier on 8/16/2015
creatures (23)
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
4 《絵描きの召使い/Painter's Servant》
3 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
3 《貴族の教主/Noble Hierarch》
4 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
1 《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
1 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
1 《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》
1 《大祖始/Progenitus》
2 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》

spells (20)
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
3 《丸砥石/Grindstone》
2 《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
2 《血染めの月/Blood Moon》
4 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
3 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2 《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》
3 《自然の秩序/Natural Order》
lands (17)
3 《森/Forest》
1 《平地/Plains》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《Plateau》
1 《Savannah》
1 《Taiga》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》

sideboard
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
2 《三なる宝球/Trinisphere》
1 《姥の仮面/Uba Mask》
1 《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1 《月の大魔術師/Magus of the Moon》
1 《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1 《窒息/Choke》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《法の領域/Sphere of Law》
1 《森の知恵/Sylvan Library》
naturalorderprogenitus
緑のクリーチャーカードなら何でもサーチして直接場に出せる《自然の秩序/Natural Order》。
専ら最近はエルフデッキのフィニッシュ手段として使われていますが
古くは《大祖始/Progenitus》を持ってくるカードとして、緑系ミッドレンジの一時代を築いていました。
それらはデッキ名の頭にN(atural)O(rder)の文字を入れ、他のデッキと区別していました。
paintersservant
そして今、ついにNOデッキが現代版にアップデート。
持ってこれるのは緑のクリーチャー、ということで選択肢は自ずと縛られていたものですが
全領域のカードに色を足す《絵描きの召使い/Painter's Servant》と組むことで
どんなクリーチャーでも探すことが可能になっています。
eleshnornionashieldofemeriaglindstone
アグロ相手には《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》、
コンボには《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》を出せばほぼ勝利。
もちろん、《丸砥石/Grindstone》による通常のペインターコンボも搭載しているので
軸をずらした戦いが可能になっています。
一般的なペインターコンボが採用している《紅蓮破/Pyroblast》などによる
妨害手段がないため、コントロールなどを相手にしたときの対応力が気になりますが
ブン回った時の殺傷能力は計り知れません!

StarCityGames Invitational Qualifier at Roanoke on 8/16/2015
Winner 4色デルバー/Four-Color Delver
Finalist デス&タックス/Death&Taxes
3rd Place 奇跡/Abzan Stoneblade
4th Place 感染/MUD
5th Place ANT/Ad Nauseam Tendrils
6th Place BUGデルバー/Sultai Delver
7th Place 茶単ポスト/MUD
8th Place BUG親和/Sultai Artifacts

Sultai Artifacts - Vic Sansing
8th Place at StarCityGames.com Invitational Qualifier on 8/16/2015
creatures (22)
3 《悪意の大梟/Baleful Strix》
4 《金属ガエル/Frogmite》
3 《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》
4 《マイアの処罰者/Myr Enforcer》
1 《白金の帝像/Platinum Emperion》
1 《墓所のタイタン/Grave Titan》
1 《虐殺のワーム/Massacre Wurm》
1 《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1 《スラーグ牙/Thragtusk》
1 《粗石の魔道士/Trinket Mage》
1 《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》
1 《グリセルブランド/Griselbrand》

planeswalkers (4)
4 《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》

spells (14)
4 《出産の殻/Birthing Pod》
4 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《突然の衰微/Abrupt Decay》
4 《オパールのモックス/Mox Opal》
lands (22)
4 《教議会の座席/Seat of the Synod》
4 《伝承の樹/Tree of Tales》
4 《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
2 《裏切り者の都/City of Traitors》
3 《闇滑りの岸/Darkslick Shores》
1 《空僻地/Glimmervoid》

sideboard
1 《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》
1 《サーボの網/Tsabo's Web》
2 《夜の戦慄/Dread of Night》
1 《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
3 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
3 《Force of Will》
2 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
1 《毒の濁流/Toxic Deluge》
1 《Nether Void》
新エキスパンションが発売され、クリーチャーの質が向上するたび
禁止の憂き目に遭うのはサーチカードの常。
モダンでの禁止が記憶に新しい《出産の殻/Birthing Pod》が
レガシーで見つけた相方は何と…親和!
birthingpodtezzeretagentofbolas
海外で人気の《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》を使用した
青黒のアーティファクトデッキ、テゼレッターに親和要素と殻を追加。
生け贄より1マナ重いクリーチャーを出せる出産の殻によって
《金属ガエル/Frogmite》から《スラーグ牙/Thragtusk》や《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》を、
《マイアの処罰者/Myr Enforcer》から《白金の帝像/Platinum Emperion》、
そして《グリセルブランド/Griselbrand》が登場するという狂気の発想が実現しています!
frogmitethragtuskdoomwakegiant
myrenforceremperialsuperiongriselbrand
これらの種になるクリーチャーは、どれも親和を持っており
大量のアーティファクトランドと《オパールのモックス/Mox Opal》によって
3~4ターン目の《グリセルブランド/Griselbrand》の着地もそう難しくはなさそうです。

《グリセルブランド/Griselbrand》の天敵《Karakas》対策の《サーボの網/Tsabo's Web》や
《虚空の杯/Chalice of the Void》下の状況でも少ししか影響を受けない
《狼狽の嵐/Flusterstorm》の採用など、サイドボードも素晴らしい構成です。

何より、久しぶりにレガシーの自由な構築を見ることができました。
これだからこのフォーマットはやめられません!