毎度、新エキスパンション発売の前週に発表される禁止改訂告知。
ノーチェンジの大方の予測を裏切り、ついにあのカードが禁止されることが
発表されました
dig
告知日:2015年9月28日

発効日:2015年10月2日

『Magic Online』発効日:2015年10月7日

レガシー:

《時を越えた探索》 禁止

《黒の万力》 禁止解除
とうとう《時を越えた探索/Dig Through Time》が禁止です。
昨年のタルキール覇王譚で登場して以来、《宝船の巡航/Treasure Cruise》との
"探査ドロー・コンビ"として暴れまわった兄弟の片割れ。
一足先に禁止になった《宝船の巡航/Treasure Cruise》と違い、
ダブルシンボルであることや獲得アドバンテージ量が少ないことで
このまま恐れられつつも浸透していくかと思われましたが、
やはり確定でアドバンテージを稼ぐカードは許されることはありませんでした。
treasurecruise
公式声明によると"問題は、他の戦略が青デッキにほとんど勝てなかったということです。(中略)
青が《時を越えた探索》を使って2マナで回復するようになってからは太刀打ちできていません。
"
ということ。すでにレガシーでは最強の色と認識されつつある青がこれ以上強くなることは
フォーマットの健全性からはかけ離れたものであることは確かです。


ディグの禁止で今後は?
・オムニテルの弱体化
showandtellomnisciencesneakattack
言うまでもなく、先日もMMFCで優勝したコンボデッキ"オムニテル"は
準キーカードを失ってしまうため、弱体化を余儀なくされるでしょう。
組めないわけではありませんが、サーチカードであり、コンボパーツであり
手札破壊へのリカバリー手段でもあったカードの代用を探すのは難しそうです。
こちらは"ディグ"登場以前の形である、《騙し討ち/Sneak Attack》を併用した
"スニークショウ"に回帰していく可能性が高いです。

・BG系デッキの台頭
thoughtseizehymntotourachliliannaoftheveil
墓地のカードを餌にする探査ドローは、ナチュラルにハンデス(手札破壊)への
対策として機能していたため、黒系のデッキは"ディグ"登場以降、鳴りを潜めていました。
邪魔するものがなくなった今、こうした手札破壊を最も有効に使える
BG系のフェアデッキ"ジャンド"、"BUGデルバー"などは恐らく息を吹き返すと思われるので
今後は、手札破壊を十分に警戒する必要が出てきそうです。

・フェアデッキ喰い
tabernacleatthependrelvalepanishingfiregroveofburningwillow
コンボデッキが減ったということはフェアデッキが増えるということ。
コンボには勝てないけどフェアデッキには圧倒的勝率を誇るのが"土地単"です。
何しろ、オムニテル全盛期だったGP京都の時点でも
結構な人数が使用していた記憶があります。
《The Tabernacle at Pendrel Vale》の値段がネックな土地単ですが
それさえクリアできれば、今後の環境の王者になれる気がします…!


黒の万力の解禁は?
blackvise
ところで、"ディグ"の禁止と同時にこっそり解禁された《黒の万力/Black Vise》。
こちらも手札を溜め込む青いデッキに刺さるカードですが、どうでしょう。
何しろ、レガシーの前身であるType1.5の時代からなんと20年近く封じられていた
その名の通りレガシー・ウェポンのため、使い勝手を知る人はほとんどいないと思います。
今のところ、バーンや土地を攻めるデッキがこっそり使うところしか思い浮かびませんが
アグロデッキが磨き上げるのか、それとも"使ってみたらナマクラだった"で終わるのか。
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