2016年最初の国内大規模レガシー、
日本レガシー選手権の結果が早くも
掲載されました!

Japan Legacy Championships Winter on 1/30/2016
1st Place
奇跡/Miracles
2nd Place
ANT/Ad Nauseam Tendrils
3rd Place リアニメイト/Reanimator
4th Place 赤黒リアニメイト/BR Reanimator
5th Place ダークマーベリック/Dark Maverick
6th Place 12ポスト/12Post
7th Place(Finalist) 墓忍びコントロール/Tombstalker
8th Place(Winner) 奇跡/Miracles

Lands(19)
3 《湿地の干潟/Marsh Flats》
3 《汚染された三角州/Polluted Delta》
3 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
3 《Underground Sea》
3 《Scrubland》
3 《不毛の大地/Wasteland》
1 《Bayou》


Creatures(10)
4 《墓忍び/Tombstalker》
3 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》


Spells(31)
4 《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《Hymn to Tourach》
4 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
3 《目くらまし/Daze》
3 《思考囲い/Thoughtseize》
2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2 《思案/Ponder》
2 《未練ある魂/Lingering Souls》
1 《殺し/Snuff Out》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》


Sideboards(15)
2 《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《解呪/Disenchant》
1 《外科的摘出/Surgical Extraction》
1 《暗黒破/Darkblast》
1 《寒け/Chill》
1 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
1 《水流破/Hydroblast》
1 《Karakas》
1 《沼/Swamp》
1 《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
スイスラウンド7位と8位がワンツー
フィニッシュという珍しい幕切れとなった
ニッセンレガシー。
まず目を見張るのが7位の
何とも形容し難いコントロールデッキ。
4枚投入された《墓忍び/Tombstalker》が
とにかく異彩を放っています!
tombstalker
名付けるなら、エスパーコントロール、
もとい墓忍びコントロールでしょうか。
しかしこのデッキ、コントロールと称するには
少々アグレッシブすぎるプランが。
darkritualhymntotourachliliannaoftheveil
1ターン目、《暗黒の儀式/Dark Ritual》から
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》や
おなじみ《Hymn to Tourach》は
もはや効かないデッキが無いほどの
強烈なブン回り要素です。
cursedscroll
とにかく手札をダンプすることが予測される
このデッキ。捌き切られたらどうするのか…
と思いきや、ちゃんとサイドボードに回答が。
黒単コントロールなどにたまに採用される
《呪われた巻物/Cursed Scroll》は
奇跡など遅いデッキに激烈に刺さりそうです。

Lands(21)
4 《Badlands》
4 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
4 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2 《Scruband》
2 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2 《沼/Swamp》
1 《山/Mountain》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《Bayou》


Creatures(12)
4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
2 《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》
(※《大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortion》の誤植だと思われます)
2 《墓所のタイタン/Grave Titan》
1 《グリセルブランド/Griselbrand》
1 《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》
1 《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
1 《灰燼の乗り手/Ashen Rider》


Spells(31)
4 《納墓/Entomb》
4 《死体発掘/Exhume》
2 《再活性/Reanimate》
3 《動く死体/Animate Dead》
4 《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
4 《罰する火/Punishing Fire》
2 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
3 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1 《堀葬の儀式/Unburial Rites》


Sideboards(15)
4 《赤霊破/Red Elemental Blast》
1 《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》
2 《無のロッド/Null Rod》
3 《月の大魔術師/Magus of the Moon》
4 《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
1 《魅力的な執政官/Blazing Archon》
そしてスイスラウンド4位は
こちらも禍々しさでは負けていない
オロスカラーのリアニメイトデッキです。
kozilekgreatdistortion
BFZ、OGWで再登場したエルドラージの
巨人たち(ウラモグ、コジレック)の特徴に
「リアニメイト防止の誘発型能力が
オミットされている」というのがあります。
滅殺も失い、マナコストを踏み倒されても
問題ないとWotCが判断したと思われますが
このデッキでは早速、それを悪用しています!
panishingfiregroveofburningwillow
本来、黒単か黒青で組まれるリアニメイトが
赤黒で組まれている理由の一つが、この
罰する火エンジン。
序盤は相手のクリーチャーを捌き、
後半は上述のコジレックの能力で捨てて
何度も再利用…というのはとにかく恐ろしい!


おなじみのデッキをプレイするレガシーも
もちろん楽しいですが、
こうして新しく、独創的なデッキが登場するのを
眺めるのもレガシーの魅力の一つです。
ああ、レガシーがやりたくなってきました(笑